2021年5月3日月曜日

BD34301DM DAC基板をもう1セット組み立てましたが、壊れました。

 前回制作したBD34301DM DACは友人のところに旅立ちましたので、

新しくBD34301DM DACを組み立てて、ミスなく動作出来ました。

今回は、I/Vにオペアンプ基板を使ってみることにしました。

オペアンプ基板を繋いで電源を入れたら、右CHから音が出ていません。

DAC基板の右CH側の電解コンデンサ達が熱を持っているけど、?って気持ちした。

オペアンプ基板の右CHが失敗しているかと、左右CHを入れ替えて繋いでみると、左CHからも音が出なくなりました。

この時は、DAC基板の左CH側の電解コンデンサ達が熱くなっていました。

DACチップのアナログ電圧を測るとほぼ0Vです。電流もLT3042の制限を超える300mA以上が流れています。

調べて見ると、アナログ電源用のLT3042は壊れていません。

DACチップのアナログ電源ピンが内部でグランドに落ちていました。

あれれ、DACチップがこんなに簡単に壊れるとは、思いもしませんでした。


ホットガンでDACチップを取り外して、新しく買ったDACチップを取り付けました。

オペアンプ基板は怖いので、I/Vトランスを繋いでみると、問題なく音が出ました。

※オペアンプ基板を入力の中点をグランドに落とすジャンパーをはんだ付けしていなかった事が今回の原因だと推察しています。

BD34301は、出力に異常な電圧を加えると簡単に壊れる事が判りました。

でも、音は他のDACチップより良いので、メインシステム用にケーシングする予定です。