2019年6月15日土曜日

OCXO 10MHzクロック発振器の制作

以前、中華製のOCXO 10MHzクロック発振器を購入しましたが、価格が安いせいかまぁまぁな製品でした。
アトミッククロック発振器は手にした事はありませんが、憧れますね。

うーん、私なりの最高のクロック発振器を考えてみましょう。

・OCXOは、ダブルオーブンで位相雑音ノイズが小さい
・10MHzのバンドパスによるフィルタ&差動クロック化
・差動クロックからの分岐&バッファ出力
・トランスによるアイソレート(写真ではBNCで見えていません)
・LT304X電源6個による高品質電源化

で、3回目の制作で、満足できる発振器になりました。



4V1.2AのDC電源で、3BNC出力としました。
4BNCも可能でしたが、基板の幅を100mmにしたかったので、3BNCです。
幅に拘ったのは、タカチのHENケースに収めたかったからです。
基板を差し込むだけで固定出来ます。




電源も同じHENケースにすると、かっこ良くなります。