DAC基板やDAI基板を制御するためのコントローラ基板として、WROOM-02マイコンを使ったコントローラ1基板を頒布していました。
その改良版として、WROOM-32マイコンを使ったコントローラ2基板を設計していました。
1年前に完成していましたが、結局、頒布せずに幻の基板となりました。
コントローラ1基板との違いは、
WROOM-32マイコンの採用、2コアで性能はWROOM-02の数倍。
WiFiアンテナ内蔵と、WinFiアンテナ外付けのマイコンを選択可能。
I2C接続のLCD採用し、その時点で9タイプに対応、従来のLCD接続用の変換基板も用意。
その他の機能は引き継ぎました。
搭載プログラム数が多く、WROOM-32開発環境が未整備、2コアによるマルチタスク処理の複雑さ等が理由で、完成まで2年近くかかりました。
出来栄えは良かったのですが、基板頒布の引退期限が迫っており、結果として頒布しない決断をしました。
良い思い出となりました。