ES9026DM DAC基板が届いたので、さくっと組み立てました。
DACチップが一回り小さくなりましたが、制作難易度はES9038DM3 DAC基板とほぼ同じです。
ES9038DM3に比べるとOSコンデンサの数がかなり少ないので、スッキリしていますね。
では、プログラムを書いて、音出しの確認です。
大きな問題もなく音出しは成功です。
ES9038がホールで、ES9026はスタジオのようなスケールに聴こえます。
なんか変です。
調べるとゲインキャリブレーション機能がおかしい事に気が付きました。
ES9038からDACチップのピン数が少なくなって、ゲインキャリブレーションの処理を変えないと駄目だったようです。
基板の一部(R107とR207の箇所)を修正しましたが、これはやる必要はなかったです。
プログラムのゲインキャリブレーションの処理を修正したら、正しく動作するようになりました。
で、ES9038DM3と比較試聴しましたが、空気感が少しだけ負けていますが、他は殆ど同じです。ESS社の最新DACの音です。機能もES9038と同じです。
価格差を考えると、十二分に良いDACだと思います。
OSコンデンサのエージングが進めば、空気感も負けない気もしますね。
気になっていたDACチップの音が聴けて良かったです。
ではでは。