クロック基板は、2種類のクロックの1出力でした。
DAI3+ES9038DM2の組み合わせでは、DAI3に49Mを、ES9038DM2に98Mを外部クロック入力したいですね。
クロックジェネレータICを調べていたら、Si5340を見つけました。
内蔵または外部クロックをベースに、4種類のクロックを最大4出力出来て、性能的にはジッタークリーナーのSi5317より良さそうです。
10MHzを入力クロックにして、ワードクロック(44.1K〜384K)、スーパークロック(10M、11M〜98M、100M)の2出力出来るクロックジェネレータ基板を製作しました。
内蔵の10MHzクロックはTCXOにしました。
OCXOだと大きさや大電流が必要なので、OCXOは10MHz外部クロックからの入力にしました。
周波数設定用のマイコンはGND分離として、動作中はSi5340へのアクセスは行いません。
電源もLT3042/LT3045から供給します。
DAI3+ES9038DM2に、クロックジェネレータからの出力を外部クロックとして入力して、試聴してみました。
一聴で、違いが分かります。
更に、10MHzのOCXOをクロックジェネレータの外部クロックとして入力すると、音楽にゆったり感が出ます。
凄いなぁ、Si5340君は。
基板にマイナーミスがありますので、改版予定ですが、頒布は未定です。