2015年4月18日土曜日

無帰還型安定化電源基板

低ノイズLDOのTPS7A4700チップを使った電源基板を使っていましたが、ふと、本当にこれで良いのだろうかと疑問が湧いてきました。

どうやら、出力側の変動をフィードバックすると、ノイズが増える可能性があるみたいです(あくまでも個人的な推測です)。

では、フィードバックしない電源はどうなんだろう。
色々と調べてみたら、トランジスタをエミッタフォロワで使用して、ベース電圧を基準電圧で固定すると安定した電圧出力が出来るみたいです。
基準電圧に定電圧ツェナーダイオードを使うとノイズ的な問題があるので、代わりにLEDを使うことにしましょう。
LEDには10mA程度の定電流を流したいので、定電流回路を必要です。

試作基板が出来てきたので、さくっと組み立ててみました。


青色LEDが眩しいです。
LEDを9個繋ぐと、最大25Vぐらいまで出力出来ます。
LEDで基準電圧を作るのですが、LEDの選別が面倒なので、LEDの電流を調整して電圧調整が出来るようにしてみました。
LEDの個数も簡単にセレクトするように、DIPスイッチで切替えます。
最大出力電流はトランジスタによって決まりますが、ダーリントン接続にして余裕を持たせています。

少し修正が必要なので、再度基板作成をすることにしました。