2022年4月25日月曜日

トランスI/V基板の制作

 DAC基板を作り始めた頃から愛用しているルンダーるのLL1538というトランスがあります。

これをDAC出力に繋いで、トランスI/Vとして使ってきました。

LL1538は本来はマイク出力のバランスアンバランス変換用のトランスですが、DACのI/V変換に使うと、美音が出力出来ます。

さて、今回は、LL1538の上位バージョンのLL1538XLを購入してみました。

LL1538は割と直ぐに入手出来たと思いますが、LL1538XLは注文して2ヶ月ほどかかりました。

LL1538の時は、汎用基板を使って手配線しましたが、専用基板を製作した方が手っ取り早いと思って、サクッと制作してみました。

入出力コネクタとLL1538またはLL1538XLを繋いだだけの簡単なトランスI/V基板です。

これなら、はんだ付けも数分で完了です。

LL1538とLL1538XLの比較試聴をしてみました。

結果としては、XLの方が好みです。10対9ぐらいの差でしょうか。

大好きな低音が下に伸びて、高域も良く出ています。

今まで聞こえにくかった小さな楽器の音も聴き取れて、DACを替えて解像度が上がったかと勘違いしそうです。

音楽もゆっくり目に流れて聴こえたので、これを主力メンバーとして組み込みます。