2025年10月17日金曜日

リニアトラッキングレコードプレーヤーの制作

 昔からリニアトラッキングレコードプレーヤーに憧れていました。

ヤフオクでパイオニアのPL-L5レコードプレーヤーを見つけましたが、これがリニアトラッキング方式でした。

しかもアーム可動部の横移動が、ベルトや歯車ではなく、リニアモーターなんです。


これの中身を取り出して、10mm厚のアルミ板をベースに新たなレコードプレーヤーを制作しました。

トップカバーは8mm厚のアクリル板にして、中身が見られるようにしました。


電源部は別ケースです。

ベースのアルミ板は直ぐに腐食するので、愛車と同じ真っ赤に塗装しました。

アーム周辺のアクリル板の一部が黒いのは、アーム可動部の光センサーの乱反射対策です。


アームがスゥーッと横移動するのが堪りません。

スタートボタンを押すだけで自動プレーが始まり、終わりになると自動リターンしてターンテーブルも停止します。

これからは、レコードを聴く時間が増えそうです

2025年6月12日木曜日

FN1242DM DACを制作してみました

 久しぶりの投稿になります。

どこかのブログで、FN1242A DACの音を聴いてみたいという記事を読みました。

私も聴いてみたいと思いましたが、FN1242A DACは私が基板製作を始めた頃に何種類かの基板を製作しましたが、もう手元にはありません。

ボケ防止も兼ねて、新潟精密のFN1242A DACチップを2個使ったFN1242DM DACを制作しました。


PCMは24Bit/192KHzまで、DSDはDSD512まで再生できます。

音は、音離れの良い粒だった耳心地の良い音です。

例のフルーエンシ型データ補間フィルタが効いているのか、女性ボーカルやピアノが合うと思いました。