2018年1月25日木曜日

3端子レギュレータ基板の製作

数年前に、TPS7A4700やTPS7A3301を使った3端子レギュレータのピン互換な基板を作っていました。
ADP151の基板もありましたね。

昨年末頃、最新の超低ノイズなLDO電源ICを使った3端子レギュレータ基板を作って欲しいという要望を頂いていました。

折角なら、最新 も含めて超低ノイズな電源ICが勢揃いしたシリーズ化で行こうと考えました。


ジャーーン、取り敢えず5タイプが完成です。あと2タイプありますが、電源ICが届いていないので、後回しとなります。

20mmX15mmサイズで3.2mmの取り付け穴もあります。
左から、LT3042、LT3045、ADM715X、TSP7A4700、TPS7A3301で、TPS7A3301だけが負電源となります。
LT304Xタイプは、R1の抵抗値で1.2V、1.8V、3.3V、5Vぐらいの電圧となります。
ADM714Xタイプは、出力電圧に合った電源ICを選択して固定電圧となります。
TPS7A4700タイプは、設定ジャンパをハンダ付けして、1.4V〜20Vの電圧となります。
TPS7A3301タイプは、R1とR2抵抗の組み合わせで、3.3V、5V、9V、12V、15Vぐらいの負電圧となります。

基板のみ、完成品での頒布を予定しています。

4パラR-2R DAC基板の製作

R-2R DACはAHC系のロジックICを使って、PCM 768KHzまで再生出来るようになりました。

これで満足して終了でも良かったのですが、しばらくすると欲が出てきますね。

DA変換のICの上に同じICを重ねて2パラ化しようとしましたが、ICの足が短くてなかなかうまく行きませんでした。

では、基板を起こして、2パラ化すれば良いかと回路図を書き始めましたが、折角なら4パラ化の方が良いかと修正しました。

AK4497DM2 DACで結果が良かった電源ICのADM7150も使って、電源強化もしたいとか、1枚でステレオ、2枚でモノラルに使えるようにしようとか。

年をまたぎましたが、やっと完成した4パラR-2R DACです。



シングル版R-2R DACと比較して、解像度が上がって、力強さがグッと感じられます。
私の好きな音が出てきて、思わずニッコリです。